結論から言えば、ドーナツは太りたい人にとって、健康的に太ることが出来る食品とは言えませ
ん。
高カロリーで高脂質のため、確かに太るのに適していますが、油で揚げてあるため、消化に
負担がかかります。さらに低タンパクのため、筋肉による体重増加を目指す人には向きません。
しかし、食べ方や選び方を工夫することで、健康的なカロリー補給につながります。

今回は、太りたい人にとって、ドーナツが健康的に太るために向かない理由について、また、どうすればドーナツで健康的に太ることが出来るのか、栄養価や消化吸収性などの観点から詳しく取り上げるので参考にしてみてください。
目次
健康的に太れる?太れない?普通のプレーンドーナツ1個分の成分は?
- エネルギー:224kcal
- タンパク質:3,09g
- 脂質:8,92g
- 炭水化物:31,96g
タンパク質が低く、脂質が高めです。
また、血糖値の上昇のしやすさを示すGI値が高いため、カロリー補給になるからと、甘い飲み物
と一緒に食べたり、一度にたくさん食べるのはやめた方がいいでしょう。
ドーナツのカロリー
間食で推奨されているカロリーは、1日の総カロリーの10%ですので、おやつに一個食べるのであれば、何も問題ありません。良いカロリー補給となりそうです。
ドーナツのタンパク質
牛乳や豆乳を一緒に飲むことで補いましょう。牛乳コップ1杯(200ml)あたり6,8g、豆乳コップ1杯(200ml)あたり6,6gです。

また、卵料理をプラスすれば、朝食としてもオススメです。
ドーナツの脂質
プレーンドーナツ1個あたりの脂質量は間食としては少し多いですね。他の食事で調整していきましょう。
ドーナツには様々な種類があり、1個あたりの脂質量も違います。その中で最近よく耳にする「焼
きドーナツ」は、油で揚げていない分、特に脂質によるカロリーの低さが特徴です。

焼きドーナツ1個あたり、141kcalで脂質が5,2g。脂質が少ない分、消化に負担がかかりにくいと
も言えるでしょう。
ドーナツの炭水化物
プレーンドーナツ1個あたりの炭水物量は約32gなので、太りたい人にとっては、問題ない量のよ
うに思えます。しかし、やはり気になるのが、糖質による血糖値の上昇です。
ドーナツのように糖質が多く、食物繊維が少ない食品は、急激な血糖値の上昇を招きます。急激
に上昇した血糖値を下げるために、大量のインシュリンが放出され、今度は急激に血糖値が下
降し、低血糖状態になり、つらい空腹感を感じてしまうのです。
太りたい人にとっても、このサイクルで食事をとってしまうと、決して健康的には太れません。

対策として、よく噛んで、ゆっくり食べることを心がけましょう。また、食物繊維入りのドーナツも市販されています。太りたい人にとっても嬉しい商品です。
ドーナツのビタミン・ミネラル
- ビタミンE…抗酸化作用、血行促進作用、美肌効果
- ビタミンK…骨密度アップ、血液を凝固させる
- セレン…抗酸化作用、がんや動脈硬化の予防
- モリブデン…貧血予防、炭水化物、脂肪の代謝を助ける
ドーナツの消化吸収
よく噛んで食べるのも大事ですが、消化吸収を助ける体質に合ったサプリメントを取り入れるといいかもしれません。
脂質の項目でも書いた、油で揚げていない焼きドーナツは消化吸収に良いでしょう。

また、消化吸収の良い、豆腐が混ぜ込んである豆腐ドーナツもおすすめです。
【結論】ドーナツは健康的に太れるか否かの結論と理由
高カロリーで高脂質ですが、油で揚げてあるため、消化に負担がかかります。
しかし、工夫次第では、良いカロリー補給になります。つまり太る為の間食としておすすめになります。
食べる際の注意する点をまとめると、
- 間食として取る
- 一緒に、牛乳や豆乳を飲む
- 朝食として食べる場合は、卵料理などタンパク質をプラスする。
- ゆっくりよく噛んで食べる。
- 体調によって、消化吸収に良い、焼きドーナツや豆腐ドーナツを選ぶ。
まとめ
ドーナツは幸福感の高い食べ物です。以上をふまえて、日常のリラックスタイムに楽しんで食べ
てくださいね。
間食としては健康的に太る為のサポートになりますよ!
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