バナナと言えば、バナナダイエットが流行った時期がありましたので、どちらかと言えばダイエット向きの食材なのでは?と思われる方もいるでしょう。
しかし、バナナは太りたい人にもおすすめなのです。

この記事では、バナナで太る方法は健康的なのかどうか、バナナを食べて太る際の注意点もお伝えします。
目次
バナナで太れる?成分は?【カロリー・たんぱく質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラル・消化吸収の良さ】
すぐにエネルギーになると言われていて、時間がない時の朝ごはんの代わりや、運動前の栄養補給にも最適とされています。
また、凍らせたバナナと牛乳をミキサーにかけたバナナスムージーは、たんぱく質も補えて、バランス良く栄養素を摂取できるとスムージーとしても人気がありますね。

では、バナナで太れる理由や、バナナを利用して太る際の注意点を早速みていきましょう。
カロリー(100gあたり)
果物の中では高カロリーとなりますが、それでもご飯お茶碗1杯の1/2程度しかありません。
1本食べるとかなり満足感も得られますし、腹持ちも良い果物です。腹持ちは良いのですが、すぐにエネルギーとして使われるので、お腹が空いて倒れそう・・・なんていう時は、バナナを食べるとすぐに動けます。

少食の人は、バナナだけでお腹いっぱいとなってしまう可能性もあるので、太りたい場合は、間食などで上手に取り入れましょう。
たんぱく質(100gあたり)
バナナの100グラムあたりのたんぱく質は、1.1グラムです。たんぱく質の量は少なめです。
糖質(100gあたり)
バナナの糖質は、100グラムあたり22.5グラムです。果物の中でも糖質は高めです。高めではありますが、1本食べたからといって糖質の取り過ぎにはなりません。
脂質(100gあたり)
バナナの100グラムあたりの脂質は、0.2グラムです。脂質は少ないです。
ビタミン・ミネラル(100gあたり)
ビタミンB1は0.05ミリグラム、ビタミンB2は0.04ミリグラム、ナイアシンが0.7ミリグラム、ビタミンB6が0.38ミリグラム、葉酸も含まれます。

他にもアミノ酸やポリフェノールなど様々な栄養素を含むため、栄養の宝庫とされている果物です。
消化吸収の良さ
食物繊維は、不溶性食物繊維が1.0グラム、水溶性食物繊維が0.1グラム含まれています。水溶性と不溶性のどちらの食物繊維も含まれている点が良いところです。

食物繊維が多いと消化吸収に悪いというイメージがありますが、バナナの場合は消化の良い果物なので、安心して食べることができるでしょう。
バナナで健康的に太れるのか否かの結論とその理由
糖質の過剰摂取はよくありませんが、バナナ1本で取り過ぎとなることはありません。食物繊維でお腹の環境が整うことで、栄養の吸収率を高めることができるという作用も期待できます。
さらに、生の果物には酵素が多く含まれているので、酵素を摂取することで食べ物の消化吸収も促進させてくれます。

そういった面から、バナナを食べることで太りやすくなるということが言えるでしょう。太りたい人は間食にバナナを取り入れてみてはどうでしょうか?
バナナを食べて太る際の注意点
取り過ぎにならないようにするためにも、1日2本までを限度としましょう。
また、バナナだけでは太るには適してないので、バナナと他の食べ物を組み合わせるのがおすすめです。例えば、バナナと牛乳やバナナとヨーグルト、バナナと豆乳などを組み合わせすれば、太るために必要なたんぱく質を摂取することができます。
バナナをそのまま食べるとお腹いっぱいになってしまうなら、ドリンクにするのもおすすめです。また、バナナはお菓子作りでもよく使われる食材なので、バナナを入れてパンケーキを焼いてみたり、バナナケーキにしてみたりと、バナナを使ったお菓子にしてスイーツで摂取するのも良いのではないでしょうか。

また、時間がない時の朝ごはんは、バナナを使うと糖質が摂取できるのでおすすめです。
まとめ
太りたい人、理想の体型になるように体重を増やしたい人は、朝ご飯を抜いてしまうことはおすすめできません。朝ごはんを食べることはとても大事です。
特に朝はエネルギーを必要としますので、栄養を摂取していないと、エネルギーが不足するので身体の脂肪だけでなく筋肉も燃焼されてしまいます。太りたいのに脂肪や筋肉が減ってしまうのは困りますね。
どうしても朝ごはんを食べることができないという場合は、バナナを取り入れましょう。午前中のエネルギー不足を解消でき、脂肪や筋肉を減らしてしまうのも防げます。
バナナは、ビタミンやミネラル、食物繊維もたっぷりなので、栄養バランスを整えて太ることに役立ってくれます。
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