お菓子と言えば、洋菓子と和菓子がありますが、洋菓子はバターがたっぷり使われているので脂質が多めです。
その点、和菓子は、バターが使われていることは少なく、健康的に太るなら和菓子のが洋菓子よりも向いています。

では、和菓子の中では、どのようなものを食べると良いのでしょうか。
目次
和菓子で太れる?成分は?蒸し饅頭で紹介!
この中でも太りたい人におすすめなのは、小豆を使っているものです。
小豆には、ビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質が含まれているので、バランス良く栄養素を取り入れながら太りやすくしてくれます。

小豆を含むお菓子と言えば、まんじゅうや羊羹、どら焼きなどがあるでしょう。
カロリー(100グラムあたり)
ショートケーキなどの洋菓子と比べるとカロリーは低めです。

ちなみに、食パン100グラムあたりのカロリーと同じです。
たんぱく質(100グラムあたり)
たんぱく質は、4.9グラムです。小豆が使われることでたんぱく質も含まれています。
糖質(100グラムあたり)
糖質は100グラムあたり59.2グラムです。和菓子は砂糖を多めに使うこともあり、糖質は高くなりやすいです。
脂質(100グラムあたり)
脂質は、100グラムあたり0.4グラムと少なめです。
やはりバターを使用していませんので脂質はおさえられています。
ビタミン・ミネラル(100グラムあたり)
ミネラルは、ナトリウム63ミリグラム、カリウム47ミリグラム、カルシウム17ミリグラム、マグネシウム13ミリグラム、鉄1.1ミリグラムの他、亜鉛や銅、リンなども含まれています。

ビタミン類は、ビタミンB1やB2、ビタミンKや葉酸などが含まれます。
消化吸収の良さ
スムーズにエネルギーになってくれることから、運動前のエネルギー補給として和菓子が選ばれることもあります。
ただし、筋トレをする場合は、その直前に食べると胃の消化が妨げられる可能性があるので、遅くても動く30分前までには食べ終えてしまってください。30分後には、和菓子をエネルギーとしてしっかり身体を動かすことができるでしょう。
太りたい人も、適度な運動は必要です。和菓子をトレーニング前に取り入れてみることで、太りやすい身体作りに役立ちます。

和菓子なら胃腸が弱いやせ型さんの間食に最適ですよ。
洋菓子じゃだめなのか?洋菓子よりも和菓子のほうが優れている理由は?健康的なら和菓子?
カロリーだけで比較すると洋菓子のほうがバターも小麦粉も生クリームも使うので、摂取カロリーを効率よく増やせます。
しかし、太りたい場合は、カロリーだけでなく他の栄養素も確認が必要です。特に脂肪量は洋菓子のほうが圧倒的に多いです。
脂肪といっても身体にあまりよくない脂質が多いので、健康的に太りたいなら、身体によい油を他の食材から摂取して、和菓子でエネルギーを補給するというような方法のほうが良いでしょう。
和菓子が健康的に太れるのか否かの結論とその理由
答えは、和菓子だけでは難しいです。
和菓子は、炭水化物を多く含みますが、たんぱく質は少なめです。脂質もほぼ含まれていません。消化吸収に良いという点は、太りやすくするために良いのですが、炭水化物だけで太るのは身体によいとは言えないでしょう。
和菓子を取り入れて摂取カロリーを増やすという方法に使うのはおすすめ
少食で沢山食べて摂取カロリーを増やすことができないという人が、和菓子を取り入れて摂取カロリーを増やすという方法に使うのはおすすめです。

ただし、和菓子の中には、生クリームを使ったり、バターを使っているものも一部あります。そのため、できるだけシンプルな素材だけで作られている身体に優しい和菓子を選ぶようにしましょう。
まとめ
お菓子で摂取カロリーを増やしたいのであれば、和菓子を選ぶのはおすすめです。
しかし、他の食事のバランスに気を遣わないで和菓子だけを食べて太るのは健康によくありません。和菓子には砂糖が多く使われているので、砂糖で血糖値が急激に上昇し、膵臓に負担をかけやすくなってしまうのです。糖尿病のリスクも高まってしまいます。
また、和菓子にはたんぱく質も含まれているものの、十分な量とは言えないので、たんぱく質を補給することはできません。
あくまでもメインは炭水化物と言えます。炭水化物だけを食べて太るのはおすすめできないので、和菓子はエネルギー補給の間食として考えましょう。
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